数年前のことです。
私の大切な友人であるご夫婦が、最愛の猫を亡くし打ちひしがれていました。
「あの時、あの治療法で本当に良かったのだろうか」
「本当は苦しみを長引かせただけだったのではないか」
そんなふうに正解の出せないトンネルから出られず苦しんでいました。
ふと思いつき、メディスンカードに亡くなった猫ちゃんの気持ちや想いを訊いて見ました。
すると「私はとても幸せだったよ」「ありがとう」という声が聴こえてきたのです。
2人は安心して涙を流し、その日から少しずつ元気を取り戻していきました。
こんな経験から、いつか動物の声をほんの一部でもいいから飼い主さんに届けられるようなセッションをしたいと思うようになりました。
動物のホロスコープをよむなんて、邪道なのではないか? 対話(セッション)ができないのに無理なんじゃないか? と自問自答もしてきました。
ですが、現在監修をしてくださっている専門家の先生から
「動物こそむしろ当たるのではありませんか? なぜなら動物はあるがままに生きているからです」と言われ、目から鱗が落ちました。
確かに、人間は家庭環境や見えない圧力などでホロスコープ通りに生きられないことの方が多いけれど、動物は違います。
ホロスコープをよむことで、その子の本来の性質や好きなこと、その子にとって幸せな育て方など、いろいろなことがわかるかもしれない。
そんな想いから動物鑑定をスタートしました。
ありがたいことに、これまでたくさんの飼い主さんに鑑定書をお届けしています。